油圧シリンダー

[ブーム・アーム・バケットそれぞれのシリンダーがある]

油圧シリンダー

腕の筋肉のような役割で、油圧シリンダーによってユンボの腕が動く。

ʕ•ﻌ•ʔฅ「簡単 ‶油圧シリンダー″ 解説」

油圧ポンプは『人の心臓から送り出される血液』のように

エンジンから‶圧力がかかった油″が送り出されるんだ。

コントロールバルブ(量や方向を制御する装置)から、

モーター(走行部)や油圧シリンダー(作業機部)に分けられるよ。

   

ʕ•ﻌ•ʔฅ「じゃあ、中ではどう動いているの?」

油圧シリンダーの内部では、筒のようなシリンダーの中に

ロッドという棒のようなものがあるんだよ。

シリンダーに油を注ぐことで、棒が行ったり来たりする。

これが‶腕”が動く仕組みだ。

ʕ•ﻌ•ʔฅ「・・・ん?そんな油、どうやって動かすの?」

運転席のコントロールレバーからコントロールバルブに指示を出して、

シリンダーの中の油を調節することで、器用にアームを動かせる。

これが‶運転″の仕組みだよ。

ブーム

『人の手で言うと肩から肘の部分』

ブーム

最も長い可動部分、上げたり下げたりできる。

アーム

『人の手でいうと肘から手首までの部分』

アーム

ブームとバケットを連結しているところ。

アームをうまく使えると掘削効率が上がる。

バケット

腕の先端の部分。

バケット

土をすくったり、岩を砕いたりする。

大きさや、形は様々でアタッチメントとして付け替えができる機種もある。

作業装置(作業部機構)

ブーム・アーム・バケットまとめた言い方。

作業装置

人の腕と同じような動きをする。

排土板

ブルドーザーのブレード(前に付いている板)のような働きをする。

排土板

ミニユンボにしか装備されていない。油圧によって上下する。

ブルドーザーが入れない狭い現場などで、同じ役割をこなす。

クローラー

タイヤのような役割。デコボコな場所でも力強く進む。

クローラー

タイヤのような役割。デコボコな場所でも力強く進む。

金属製かゴム製があるが、ミニユンボはゴム製が多い。

ホイール式(タイヤの形)もある。

ʕ•ﻌ•ʔฅ「簡単 ‶クローラー″ 解説」

帯のように繋がった鉄板や特別なゴムを車輪の下に、

次々に送るからゴツゴツしたどんな道でも、急な坂も登れるんだよ。

ʕ•ﻌ•ʔฅ「・・あのクローラーの帯の形・・なんか弱そうじゃない?」

地面に当たる部分が広いと、土つちに潜りづらく、柔らい地面でも

沈みにくいんだよ。

『スキーが雪にもぐりづらいのと同じ原理』、この形でる意味がちゃんと

あるんだ。

『スキーが雪にもぐりづらいのと同じ原理』

自動車のように普通の道を走れないので、違う場所へ移動する時はトラックで運ぶ。

運転席

運転席

座席、操作のレバー、ペダルなどを

使って、ユンボを動かします。

屋根のようなキャノピー型と、車内のように囲われたキャビン型がある。

エンジン・油圧ポンプ

エンジン(主にディーゼルの軽油が燃料)と油圧ポンプや作動油タンクなど

油圧システムの『心臓部分』

一般的な自動車は、エンジンの力をそのままタイヤに伝えることで走りますが、ユンボはエンジンの力を、油圧の力に変えることによって動く。

ユンボはエンジンの力を、油圧の力に変えることによって動く。

ʕ•ﻌ•ʔฅ「・・あんなにデッカイの、地球環境にめっちゃ悪そうじゃん・・」

確かにユンボのエンジンには沢山のパワーが必要で、排出ガスは地球環境に

多くの影響を与えている。

でも各建機、重機メーカーで環境に配慮した

「できるだけ汚れたガスを出さない工夫」を常に研究、日々進化してるんだよ。

カウンターウェイト

作業時の機体の安定させるため車体後部に取り付けているおもりのこと。

タイプに分けられるユンボの『旋回方法』とは?

ユンボ、ミニユンボは旋回時に上部旋回体の後端部(おしりの部分)と

『腕の先端』のアタッチメントが「クローラーから、どの位はみ出るか」によってタイプが区別されます。

標準型: 『上部旋回体のおしりの部分とアタッチメント』がクローラーを超えるタイプです。

広い場所が必要ですが、バケットが大きくパワフルな掘削が可能です。

後方小旋回型: 『上部旋回体のおしりの部分』がクローラーを超えず、

アタッチメントだけがはみ出すタイプです。

狭い場所でも後ろを気にせず旋回できます。

超小旋回型: 『上部旋回体のおしりの部分とアタッチメント』がクローラーを超えないタイプです。

キャビンは正面を向いたまま、クローラーの外側にスライドできます。

作業領域が広がるので、壁際の掘削などが行いやすくなります。

※クローラー全幅の120%から、外側に機体がはみ出るかによって、

タイプが別れます。